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新しくグループホームを建てる準備を始めました

トップの写真は僕達が7年前に建てたグループホームです。手前の2階建ての建物を7年前に建てて、その2年後に奥の平屋を建てました。組織として、初めて取り組んだグループホームで、初めて大きな借入をして取り組んだ事業でもありました。この2つのグループホームで、今は13名の方が暮らしています。

その後、グループホームを毎年増やしていきました。今は、全部で建物が6棟あり、アパートタイプが11部屋あり、合計で46部屋のグループホームを運営しています。46部屋のうち、44部屋が埋まっている状況で、来月からさらに1名の方が入居する予定があるので、1部屋だけ空きがある状況です。急な対応が必要な場面もあるので、1部屋くらいは空いている状態にしてあります。これとは別に、短期入所(ショートステイ)といって、1〜3日ほど泊まるための部屋も2部屋あります。

ニーズに応えていきたいという気持ちもあり部屋数を増やしてきましたが、このペースで増やしていくためには建てていると時間がかかってしまうので、中古の物件を購入したり、新築の戸建を購入したりして増やしていきました。グループホームを増やしていく中で、入居を希望する人も多様化していきました。その多様なニーズに応えていくためは、新たに建てるのもいいなと思い今回新しくグループホームを建てる準備をスタートしました。

せっかく建てるなら入居する人をイメージして建てたい

せっかく新しく建てるのであれば、入居する人たちのことを想像しながら、それに合わせた設計にしていきたいと考えました。入居する人たちが洗濯を干すのが苦手そうであれば、それを設計の段階から工夫していくことで、自分でできることも増えるし、生活がしやすくなるんじゃないかと。そうなれば、ストレスを感じる場面も減るし、職員のサポートする場面も減るし、その減った分の時間で普段であればできないこともできたりしたらいいなと思いました。例えば、外に出かけたり、お庭でBBQしたり。

最初は新たに入居したいと方が2名だったのですが、まずは新しくグループホームを建てるということを決め、そのグループホームに入居したいという人を決めてから具体的な設計を進めていくことにしました。

先に入居する人が決まることで、入居者にも事業者にもメリットが多い

設計前に入居者が決まっていることで、お互いにたくさんのメリットがあると思っています。暮らしやすくなることでお互いにメリットがあることは分かりやすいですが、他にもたくさんのメリットがあります。

例えば、運営面で考えてみると、グループホームを開始した時に全部屋が埋まっている状態になるので、初月から黒字で運営ができます。ほかにも、入居する人たちの相性も考慮しながらメンバーを決めることができます。設計段階で普段の生活の様子を確認していくことになるので、そこに向けた準備も進めていくことができます。

目標としては、あと1年くらいでグループホームをスタートできればと思っています。土地も決まって、具体的な設計についてを入居者の家族と話し合いを進めている段階です。今回は男性用のグループホームを進めているのですが、その次は同じように最初に入居する人を決めてから女性用のグループホームを同じ敷地内に作っていきたいなと思っています。

急ぎでグループホームを決めなくてはいけないケースもありますが、1〜2年後くらいに入りたいなというケースに関しては、できる限りこんな風に今後も進めていきたいと思っています。あと3〜4ヶ月で設計を固めていくようなスケジュールになっているので、進展を共有しながら進めていきたいと思っています。

この新しく始めるグループホームを一緒に作ってくれる人を募集しています。事業開始予定は1年後くらいですが、開始前は私たちの他のグループホームで勤務をしていただきながら、準備を進めていきたいと思っています。興味持ってくださる方がいたら、お気軽にこちらからお問い合わせをいただけると嬉しいです。