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大里 誠弥

就労継続支援B型 管理者 
保育士

Q1.なぜ「ユアフィールドつくば」に興味を持ったか? どのような経緯で入社に至ったか?

高校時代に特別支援学校の生徒と交流する機会があり、一緒に創作活動や工作を楽しみました。自分が思いつかないような独創的な表現をする子が多く、当時はピンとこなかったのですが、その時のふれあいが、人の多様性を感じたはじめての瞬間だったと思います。

思い返せば、小学生の時に学校になじめず寂しそうにしていた同級生がいたのですが、もしかしたら彼には恐らく何かしらの障がいがあって、学校という社会の中で生きづらさを感じていたんじゃないかと思いました。あの時に覚えた違和感が、小さな心のとげとなり、今でも時々彼の顔が頭に浮かびます。

強い個性を放っても、それぞれの存在を否定することなく集団の一部として自然体のままそこに居場所がある・・高校生の時の交流を通して、視野が広がりました。そうした経験もあって、福祉の世界に関心を持つようになりました。

一方、祖父母が農家を営んでいたこともあって、おじいちゃんにトラクターに乗せてもらったことや旬の野菜をみんなで食べたという幼少期の思い出が、おぼろげにあります。ごきげんファームは農福連携をうたっており、直感でここだ!と思い入職しました。

担当業務で大変なことや難しいこと、嬉しかったことは?

スタッフさん一人ひとりの個性や特性を理解することが、支援の一歩だと思っています。相手を知るために、自分もできるだけ等身大で向き合うように心がけています。その場しのぎや取り繕った声掛けは、必ず相手に通じてしまうものですから。おたがいにありのままの感情をぶつけながら関係を築いていくことは、根気も使うし容易ではありませんが、大切なことだと思っています。

 嬉しいときは、スタッフさんや他の職員さんと一体感が生まれたときです。事業所やチームの中で、誰一人取り残されることなく一つになる瞬間が好きですね。

Q3.  趣味やオフの時間の過ごし方

昨年、子どもが生まれました。家に帰ると仕事のことは一旦忘れて、わが子と全力で遊ぶ時間が何よりの癒しです。話しかけるとにこにこ笑うし、目が合ってもにこにこ。この瞬間のために生きているといってもいいくらいです(笑)。日に日に愛おしさが増しています。

父親がわが子と接する時間は「約3年4ヶ月」という記事を読んだことがあります。一緒に過ごすかけがえのない時間を大切にしています。

あなたにとって「ユアフィールドつくば」はどんな場所?

全身全霊で真正面からぶつかってくるスタッフさんの前では、取り繕った自分はすぐに見破られてしまいます。相手に対して同じパワーで対等で向き合わないと信頼関係を築けません。そういう意味では「自分でいられる場所」「自分に戻る場所」なのかな。たくさんのスタッフさんとの関わりを通して、彼らの姿から見習うことも多く「自分探しの場所」でもあります。まだ答えは出ていませんが(笑)。