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坂本直美

保育士

なぜ「ユアフィールドつくば」に興味を持ったか? どのような経緯で入社に至ったか?

息子には、重度の知的障がいがあります。特別支援学校の高等部2年の時、学校という守られた世界を飛び出して、息子が次に進むであろう福祉の世界を知りたいと思ったことがきっかけです。たまたま目にしたフェイスブックで、上郷事業所(就労継続支援B型事業所)で給食のパート職員を募集していることを知りました。栄養士の資格を持っていたことも手伝って「これも何かのご縁」と思い飛び込みました。

 最初は、給食のパートとして入職しましたが、障がいのあるスタッフさんとの日々を通して自身の子育てキャリアも生かせるのではないかと思い支援員に。その後、保育士の資格を取り、現在はブルーフロッグの職員として子どもたちと関わっています。

担当業務で大変なことや難しいこと、嬉しかったことは?

 私は、どちらかといえばダイナミックでパワー支援のタイプですので、繊細な感性のお子さんの支援はとても難しく日々学びながら取り組んでいます。お子さんの中には、家庭のカラーが色濃く出る子もいて、こまやかな感性でなければ気が付けない心のひだもあります。もっと感性を研ぎ澄まして子どもたちに寄り添いたい。そのためにも、仕事が休みの日も専門書を読んだりDVDを見たりして勉強しています。

日々の業務の中では、アイデアマンとしてお子さんたちが「わっ!」と喜んだり驚いたりするような仕掛けを考えていることが多いです。企画したイベントが子どもたちに好評だったりキラキラした笑顔が出たりしたときは、してやったりですね(笑)。

仕事をするうえで大切にしている自身のモットーやスタイル・価値観

「愛」と「笑い」、そして「情(じょう)」をモットーに支援しています!

愛情!友情!情念!根性!情熱を持って一人ひとりのお子さんに愛情を注いでいます。障がいのあるお子さんは成長がゆっくりな分、のびしろもたくさんあります。「諦めたら試合終了」を胸に子どもたちと向き合っています。

また「あなたは本当に良い子だよ」って、もっともっと声をかけようと―。いつか子どもたちが成長した時、その言葉が誰かの力になるといいなと思っています。

あなたにとって「ユアフィールドつくば」はどんな場所?

「チャレンジ」させてもらえる場所です。保育士の資格もそうですが、先日、特別支援学校に通う保護者向けの講演会で自身の経験談を話す機会をいただきました。私もたくさんの方のサポートを受けて障がいのある子を育ててきたので、同じ環境で悩んでいる方の力になりたいとずっと思っていました。一つの目標がかなって嬉しかったです。この先も、この場所で、自分の役割を生かしながらチャレンジを続けたいです。