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伊藤 文弥

代表理事

「ユアフィールドつくば」で働き始めたきっかけは?

国会議員になりたくて、筑波大学在学中に議員インターンシップに参加しました。その時に農業と障がい者雇用が抱える問題に直面し、お世話になった議員さんとともにNPO法人を設立して、障がいのある人が働く農場「ごきげんファーム」を始めました。
誘われるがままのスタートでしたが、自分たちのサポートで困っている人が良い方向に変わる姿を目の当たりにできるところに喜びを感じ、今に至っています。

この職場の特徴ややりがいは?

施設やサービスの利用者さんも職員の年齢も経験もさまざま。いろいろな人との関わりを通して「こういう考え方もあるんだ」と毎日学んでいます。多様性の中に身を置く今の環境は、成長の場にもなっています。そして、一人ひとりの成長が組織全体の力となり、良い支援につながる。自分たちの成長を通して組織としてできることが増える、それを実感するときがうれしいですしやりがいですね。

将来の夢はなんですか?

ちょっと違う視点でやりたいことは、10年後や20年後、つくば市で福祉の仕事が消極的ではなく「かっこいい仕事」として積極的に選ばれるためのモデルケースを作ることです。
そのためにも現状の環境に満足することなく、風通しのよい組織づくりや工賃改定の見直しなど、あらゆる側面でのレベルアップを図りたいと思っています。

あなたにとって「ユアフィールドつくば」はどんな場所ですか?

「食」は暮らしと切り離せないものであり「農業」というフィールドは人と人とがつながりやすい。だから「農業」を軸に福祉の世界にアプローチするのはすごくいいなと思うんです。
そこを起点に、さまざまなフィールドの“事業を耕す”ことで、つくば市の中で多くの相乗効果を生み出す場所として機能させることが大前提にあります。そして将来的には子ども食堂の運営や独り暮らしの高齢者へのお弁当配達、不登校児童のインフラ整備などにも挑戦したいですね。