メインコンテンツへスキップする

齋藤 公子

ごきげんファーム上郷 生活支援員

ユアフィールドつくば」に興味を持ったきっかけは?   

福祉業界には長く携わっていて、もうすぐ20年になります。これまでは脳梗塞などで倒れた方のリハビリセンターや、社会福祉法人の入居者施設で介護や生活支援の仕事をしてきました。

子どもができて前の職場を退職した後、近所の方に美味しい野菜を売っているところを尋ねたら、ごきげんファームを紹介してもらったんです。野菜の配達をしてもらううちに、配達に来る職員さんや利用者さんたちの雰囲気がとても良いなと思いました。

そんな時、野菜と一緒に届くチラシで求人募集を知りました。上の子が小学校に入るタイミングだったこともあって思い切って連絡してみたところ、自分の希望の勤務条件から、上郷事業所の養鶏場を見学させてもらうことになりました。そこでもまた雰囲気の良さを感じ、「ぜひ働かせてください」とお願いして、今に至ります。

入社後のイメージの変化について

以前働いていた福祉施設と比べると、ユアフィールドつくばはとてもオープンで明るいと感じました。法人主催のお祭りに参加した時、地域の人と密接に関わろうとしている姿を見て驚きました。ここまでオープンなところは今まで見たことがなく、新しい形の福祉施設だと思いました。

実際に働いてみると、やはり大変なこともたくさんあります。一人ひとりに合った支援をどう組み立てるか、できることを少しずつ広げていくためにどんな工夫ができるか。前の職場でもそういった支援はしてきましたが、ごきげんファームではさらに個性を大切にしながら、じっくりと向き合う必要があると感じました。

特に悩んだのは、利用者さん同士の人間関係への対応です。職場である以上、合う人合わない人がいるのは当然ですが、その感情をどう受け止め、職場環境を整えるかが課題でした。試行錯誤しながら、コミュニケーションのあり方を見つめ直すことから始めていきました。

担当業務とやりがいを教えてください。

現在は上郷事業所で養鶏の仕事をしています。最近は施設外就労で野菜収穫にも行かせてもらっていて、動物も農業も好きなので毎日充実しています。

やりがいを感じるのは、利用者さんの話を深く聞き出して環境を整備した結果、その方が落ち着いて作業に取り組めるようになった時です。例えば、鶏舎で怒鳴り散らしてしまう利用者さんがいました。なぜそうなってしまうのか、場所を変えて静かにじっくり話を聞くと、「人がいっぱいいるのが辛い」ということがわかりました。

そこで一人で作業していただけるよう環境整備を行ったところ、とても落ち着いて作業ができています。話を聞いてそれが答えと結びついた時、「大正解だった、よくやった自分!」と思えるんです。

こういう成功は10やって1あるかどうかで、失敗もたくさんあります。でも、長い時間かけて信頼関係を築いて話してくれた時の嬉しさ、それが私のやりがいですね。

仕事をする上で大切にしていることはありますか?

信頼関係の構築が第一だと思っています。新しい利用者さんが入ってくる時は、相手の様子を探りながら一歩一歩関係を作っていきます。信頼関係を構築するには最低でも1年、人によっては2〜3年かかると思っています。

それから、自分の機嫌は自分で取ること、自分がされて嬉しいことは相手にもすること、嫌なことはやらないこと。そして何より、とにかく話を聞くこと、共感すること、否定しないこと。こういった姿勢を日々大切にしています。

働きながら思うこと

利用者さんたちと一緒に働く中で、「幸せとは何か」について考えさせられることがよくあります。自分のできることを活かして働き、美味しいご飯を食べ、休憩時間には好きなことをしてリフレッシュし、また仕事に取り組む。このシンプルなサイクルの中に、大切なものがあると気づかされます。

また、ここ上郷事業所では職員同士の関係がとても良く、みんなが思っていることや自分の意見を遠慮なく言い合えます。それは目指すゴールが一緒で、いい方向に向かいたいという気持ちが同じだからで、どんなにぶつかったとしても、すぐに普通に話ができるのだと思います。

利用者さんたちも含め、ミーティングを定期的に持ち、自分たちの気持ちを言い合える時間をちゃんと持っています。このような職場はこれまでで初めてで、これはユアフィールドつくばならではのいいところだと感じています。

あなたにとって「ユアフィールドつくば」はどんな場所ですか?

天職です。動物が好きなので鶏たちからは癒しをもらえるし、福祉の仕事もでき、最近は野菜の収穫にも携わって、農業の面白さも感じています。もちろん大変なこともありますが、すごく充実しています。

また、利用者さんと日々向き合う中で、人として大切なことに気づかされることも多く、それが現在小学6年生と4年生の子どもへの子育てにも活きていると感じます。仕事を通じて、自分自身も成長できる環境があることに感謝しています。