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根岸毅

生活支援員

Q1: いつ、どのような経緯で入職したか 

 国土地理院を定年退職し、再雇用で65歳まで勤めました。在職中は主に地図に使う航空写真の複製などの印刷業務に従事していましたね。 

65歳の再雇用の任期満了の半年前から、ハローワークや転職サイトで仕事を探し始め、当法人の求人を見つけました。“障がいのある人たちと一緒に農業をやる―” 

埼玉県深谷市の農家の家で生まれ育ち、子どもの頃から一通りの農作業を経験しました。牛、ヤギ、豚、アヒルなども飼っていましたし、ナタもノコギリも耕運機も使える、他の人には負けない自信がありました(笑)。農業ならできると思い、2020年9月に入職しました。 

Q2 :現在の仕事の内容、やりがい

 週3日、上郷事業所の営繕担当として養鶏所の環境整備を担当しています。壊れた箇所があればすぐに直したり、不具合が発生したら対処したり、半年かけて鶏舎を作ったりするなど、いわゆる“何でも屋”です。鶏舎にイタチなどの小動物が入り込むと何十羽という鶏がやられてしまうので、常に異変がないか目を光らせています。 前の仕事とは180度違いますが、健康に良い!もろに季節を肌で感じられます。

ここでの仕事は、物がなかった時代に自分の手で何かを作っていた子どもの頃の延長のような感じで楽しいですし、昔の経験が生きています。職員とのコミュニケーションも取れていますしチームワークも良い。何かあれば相談できる職場環境ですからストレスもないですね。 

Q3:障がいのあるスタッフとの関わりを通して気をつけていること 

入職当初は、本人のためだと思ってファームスタッフにきつめに注意していたこともあります。自分は声も大きいですし、もしかしたら「根岸さんは怖い人」って思われていたかもしれません。今は立場上それほど声掛けすることはありませんが、何かあれば職員に報告してスタッフの様子を共有しています。 

障がいがあってもなくても、人間として「良いことは良い、だめなことはだめ」という姿勢で向き合っています。作業内容を伝える時は、まずは自分が実践して見せたり、直に触れさせたりするなど、スタッフが理解しやすいように努めています。

Q4:仕事をする上でのモットーは

あいさつです。にわとりにも「おはよう!」って声を掛けています。

Q5:仕事を離れた気分転換は

昔はトライアスロンやウルトラマラソンに出場していましたが、今はカミさんとのプール通いかな。ここで働いている時間が一番楽しいです。 

Q6:ユアフィールドつくばとは

健康を維持する場所! 今年の10月で71歳になりますが、体が動くうちはずっと働き続けたいです。