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おおしま さん

生活支援員

Q1: いつ、どのような経緯で入職したか 

  友人に誘ってもらってごきげんファームの週末農園に参加していました。それほど畑に興味があったわけではなかったのですが、友達家族と一緒なら楽しめそうだと思って始めたのがきっかけです。1年半ほどやりましたね。四季折々の畑の作業を通して採れ立ての野菜の甘さに感動したり、夏の暑さや冬の寒さを体感したり、娘にいたっては「将来は農家になる」と喜んだり。これが最初の接点です。 

 当時、気に入っていたカフェがあって、そのお店で当法人が運営する飲食店「ごきげんキッチン」がスタートしました。野菜たっぷりのごはんがおいしくて食べに行っていたのですが、そこで求人が出ていました。カフェの空間も好きでしたし、週末農園に参加していたこともあって何か「ご縁」を感じましたね。また、上の子に障がいがあるので、利用者さんとの関わりを通して、娘の将来について何かヒントが得られるかもしれないとも思いました。 

 2018年に入職し、ごきげんキッチンを2年弱経験。その後、大角豆事業所へ異動して3年ほど利用者さんと一緒にヘルパー先の市内の農家さんの畑で汗を流しました。チームワークも良好で、太陽の下で畑仕事に勤しむ日々。ここでの経験があり「真のごきげん人」になりました(笑)。

Q2 :現在の仕事の内容、やりがい

  一昨年スタートしたユアプレイス内の就労継続支援B型事業所「ごきげんテーブル」で、スタッフさんと一緒に給食や放課後等デイサービス「ブルーフロッグ」に通う子どもたちのおやつを作っています。家で予習することもあり、試食した家族は「今日もおいしいね」と言って応援してくれています。 

 業務で一番大変なことは「12時までに給食を作ること!」。時間までに完成するか気が気でないときもあります(笑)。最近は担当する業務の幅も広がってきて大変だと思うことがある一方、新しい試みにチームで作り上げてゆく場面に参加できる楽しさも感じています。 

スタッフさんには、それぞれ得意なことをお任せしています。みなさん作業にも慣れ、貴重な戦力です。一緒に12時給食出しに向けてがんばっています!

Q3:障がいのあるスタッフとの関りで大切にしていること 

 当初は私の言葉をスタッフさんがどう受け止めるのかを気にし過ぎて戸惑う場面もありました。ある時、お一人のスタッフさんから「すごく気を使われている気がする」と言われたことがあり、ハッとしましたね。私自身恐々としていたのかもしれません。

そこからは、必要以上に気を使わずに話しかけるように心掛けています。そのためにも他の職員さんと連携してスタッフさんの日々の様子を共有する時間を大切にしています。 

Q4:うれしかったこと

 普段おとなしいスタッフさんが作業を通して「実はおやつを作ってみたかった」など自分の気持ちを言葉にして伝えてくれた時は嬉しかったですね。チームとしてうまくコミュニケーションが取れているのだと実感しました。 

そして、給食もおやつも「おいしい!」と言ってもらえることが何より嬉しいです。ブルーフロッグに通う子どもたちは、おやつの感想を直接教えてくれます。「おいしい!」と言ってもらえることはもちろんですが、「ちょっとこういうのは苦手」と正直に伝えてくれることも喜びです。 

また、調理しながらさまざまな野菜が織り成す色彩の美しさに触れられることも楽しみの一つですね。思わずパチリと写真を撮ってしまいます。

Q5:今後の目標

 毎日必死過ぎてこれと言った大きな目標はありませんが、私がごはんを楽しみにしている人なので、これからもおいしい給食とおやつを作っていきたいです。 

Q6:あなたにとってユアフィールドつくばとは

 人と人がつながる場所です。ごきげんファームの野菜がおいしいと言ってくれる友達、ママ友たち、法人のイベントを楽しみにしている知人など、ユアフィールドつくばを通していろいろな人たちがつながっていると感じています。ここが素敵な場所だから、私もたくさんの人に広めたいと思っていますし、人と人がつながってゆくことが嬉しいです。