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工藤千春

ひだまりベース緑が丘 世話人

Q1:「ユアフィールドつくば」に興味を持った理由と入社の経緯について  

私は以前にも福祉関係の仕事をしており、具体的には生活介護の作業所で支援員を4年、その前は放課後デイサービスの仕事を3年半してきました。ただ、これまではパート職員として働いてきて、もっと責任ある立場で働きたいという思いが強くなってきたところ、以前から知り合いだった近藤副代表から新しいグループホームができる話を聞き、ぜひ入職したいと思ったことがきっかけで、こちらでお世話になることを決めました。 

Q2 :現在の業務について

 ひだまりベース緑が丘に暮らしている入居者さんの生活全般に関わる支援などをしています。たとえば掃除、洗濯、食事作りなどの家事や、金銭管理、市役所などの手続きのサポートのほか、個別支援計画の作成業務やそれに伴ってのモニタリング業務も担当しています。前職と比べ勤務の時間帯も変わりましたが、仕事の幅が広がり、責任のある立場での仕事が増えました。それを大変だと感じることもありますが、どれも入居者さんの生活の場を整えるための大切な仕事ととらえています。 

Q3:大切にしている仕事のモットーは? 

グループホームは障害のある入居者さんが自立して生活してもらう場なので、何もかもをしてあげるという支援ではなく、ご自分でできることはしていただき、それを見守りながら入居者さんが生活しやすい場にするということが大切だと考えています。特に私が大切にしていることは、入居者さんとの距離感についてです。近すぎず、遠すぎず、適度な距離を保つようにしています。それは物理的にはもちろん心理的にも同様で、過干渉にならないように、かといって彼らが何を求めているのか見逃さないようにしなければならないと思っています。

そして、どの入居者さんとも公平に同距離を保つようにしています。自分が感情的にならず、誰に対してもフラットに接するよう務めているつもりですが、それでも本当にこれでよかったのか、自分本位な支援になっていなかっただろうかと振り返ることも多いですね。どうしたらグループホームが入居者さんにとってより良い場になるのか、職員間でも協議しながら支援の方法を常に考えています。それが今の仕事の大変なところでもあり、私のやりがいです。 

Q4:今の職場のいいところは? 

入居者さんも職員も話すことが好きなところでしょうか。よくみんなで話をするのでそれぞれの得意不得意もわかり、補い合いようになり、それが仲間意識につながっていると感じます。私はあまり得意ではないのですが、ここでの食事は料理上手な職員がごきげんファームの新鮮な野菜や卵などを使って手づくりしているので、とても美味しいこともいいところの一つです。 

ユアフィールドつくばについては職員も増え、事業も大きくなり、注目されていると感じます。利用者さんにとっては、野菜作り、稲作、養鶏、お弁当作りなど仕事の選択肢が増えたことはいいことだと思います。 

Q5:将来の夢について 

入居者さんみんなが心も体も健康で、そして自立して生活していけることです。入居者さんの中にはここを離れ、別の場に巣立っていく方もいます。その時に困らないよう、自立して生活することが大切だと考えています。その上でひだまりベース緑が丘、楽しかったなと思い出してもらえたら嬉しいです。