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徳田東子

ごきげんファーム上郷 調理員

Q1:入社の経緯と今の具体的な仕事について  

2017年にごきげんキッチンというカフェで調理担当として働き始めました。もともと料理を作ることが好きで、これまでも飲食業に携わってきたため、その流れで入職を決めました。 

福祉の仕事はここが初めてでしたが、今振り返ってみると、かなり前から障害者支援について関心を持っていたのかもしれません。というのも、10年ほど前から視覚障害のある方のマラソン伴走をしていました。その頃はただ一緒に走るのが楽しくて続けていましたが、福祉の仕事を選んだ今、障害のある方が社会の中でどのように暮らし、どんなサポートを必要としているのかを考えることに昔から興味があったのだと感じています。 

Q2 : ここでの仕事の楽しいところと苦労したところ 

利用者さんにとって、食事はここで働くことの楽しみの一つになっているのか、「今日のお昼は何?」と多くの方が聞いてくれます。好きなものがメニューの時には「やったー!」と両手をあげて喜んでくれますし、嫌いなものは全く食べないといった感じで、反応がとてもダイレクトです。 

今はどんなものを作れば喜んでもらえるという利用者さんの好みがわかってきましたが、初めの頃は把握できていなかったため苦労しました。また、ここでの給食作りは、ごきげんファームで作っている新鮮な野菜が使える一方で、不作の時などはメニューにどうしても制約が出てきてしまいます。夏場にはナスとピーマンときゅうりしかない時もあり、何を作れば喜んでもらえるだろうかと試行錯誤したこともありました。 
今は5年目になったので、レシピのバリエーションもある程度でき、時期ごとの入手できる野菜にはどんなものがあるのかもわかってきました。 

Q3:仕事をする上でのモットーは 

出社したら必ず利用者さん全員の顔を見て、声をかけるようにしています。たかが挨拶ですがされど挨拶、信頼関係の第一歩だと思っています。また、食事の時間を楽しく過ごしてもらえるように、見ただけで「わー」と気分が上がるメニューを作ることを常に心がけています。 

Q4:ユアフィールドの価値観で気に入っているもの 

困ったことがあった時に、職員が利害関係を超えて問題解決のために団結する姿が素晴らしいです。まずはどうしたら困っている利用者さんに寄り添えるかを考え、純粋な支援に繋げていくところは、ユアフィールドつくばの一番気に入っているところですね。 

Q5:あなたにとってのユアフィールドつくばとは?

仕事の楽しさを教えてくれる場所です。ここは職員同士が仲が良く、仕事にやりがいも感じているため、楽しく働くことができています。毎日出勤する職場が楽しいことはありがたいことだと思います。 

また、障害のある人と楽しく過ごすこととは、どんなことなのかも教えてもらっています。ここで働くことで、障害を持つ人に寄り添うだけでなく、そのご家族の心に寄り添い、その方々が安心して暮らせる社会づくりに少しでも貢献できればいいなと思います。